6色の多角形に描かれた、バウハウスの精神
中心の正3角形から正四角形、正五角形と正8角形まで、外周をなぞりながら次の多角形へと移り渡る螺旋形。
各多角形毎に閉じて黄・赤・緑・青・橙・紫と固有の色与え鮮やかに描かれたロジカルなグラフィック。
規則性を持つ数学的な解釈に着眼し、「連続」「展開」「発想」のキーワードから視覚表現した、マックス ビルによるコンクリートアート 15バリエーション の中の1作
バリエーション 1
※コンクリートアート(Concrete=具象、具体)
感情的な表現を一切排し、客観的な外観と数学的な構成を特徴とする、具象美術または具体美術のこと。
額縁 フレームは別売りとなります。
■カテゴリー :
ポスター
■品名 :
Variation 1 ( バリエーション1 )
■デザイナー :
Max Bill ( マックス ビル )
■制作年 : 1935年
■サイズ : 幅 500 × 高 500 mm
■素材 : 紙: (ヴァンヌーボ)
■生産国 : 日本
■通信販売価格 : 3,500円 + 税
1908年、スイス ヴィンタートウール生まれ、1994年没。
マックス ビルの名前は、コンクリートアートや環境デザインと結びつくことが多いが、彼はいわば多方面で活躍したスイス人「ユニバーサル クリエーター」だ。
1924年から1927年にかけてチューリッヒで彫金の修行をし、その後、バウハウスでカンディンスキーやクレーのもとで学ぶ。
1929年以降、画家、彫刻家、グラフィックアーティスト、建築家、そして後には工業デザイナーの顔ももつことになるが、当初は画家としての活動がメインだった。この時期の幾何学的且つ抽象的な作品として、「一つのテーマに対する15のバリエーション」(1935-1938年)がある。
1933年に閉校したバウハウスの精神を継ぐべく 開校したウルム造形大学 1954年 初代学長に就任。
彼の言葉を引用する「アートはかなりの部分、数学的思考によって作ることができると考える。私は数学を数字と記号のみを使った科学とみなすが、一方、アートは美の研究あるいは理論である美学を扱う、美に対する心理的反応であると思う。即ち、(アートは)数学のアンチテーゼなのだ」現代美術の主要コレクションにマックス ビルの作品は欠かせない。
バリエーション12
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